感動って何?

ギターは音が命です。超絶技巧のテクニシャンは世界中に沢山います。そういう演奏で人は賞賛は送りますが感動には結びつきません。
かなり前になりますが、一生で1回だけ仲人をしたことがあります。合奏団のメンバー同士の結婚式でした。ご両家の両親もこの結婚には賛成してくれなくて、ギター教室の仲間たちとお金を出しあって、近くの教会でささやかな人前結婚式を挙げてあげました。
そのとき新郎新婦が、たどたどしい指使いで2重奏を演奏してくれました。
それを聞いて私は涙が止まりませんでした。本当に心の底から感動しました。
演奏者と観衆の心が一体になったのです。それを感動と呼ぶ事にしましょう。
それ以降私の進む道は決まりました。本当に人が聞いて感動する演奏がそのときわかった気がしたのです。演奏には技術ももちろん必要ですが、生ギターの音をサンプリングしたコンピューターミュージックで100パーセント完璧な音楽を聞いて、果たして人は感動するでしょうか?
答えは「否」だと思います。
演奏者のパッションだとか、心が、聴覚だけでなく視覚や臭覚に及ぶ、いわゆる「五感」に伝わった時、初めて人は感動するのでは無いかと思います。いくらたどたどしい演奏であったとしても、最大限美しい音色で心のこもった演奏をすれば必ず人は喜んで涙がでてくると思います。
そういうスタイルを私は好みます。そいう方向にむかっていければ最高だと考えています。
これはうちの教室の生徒さんにもすべて当てはまります。もしうちの教室の生徒さんで、この文章を読まれた方がおられたら、私(塩田勝規)に教えて下さい。そして一緒に考えましょう。
何を求めてギターを弾いているか。どうしたら人が喜ぶ演奏が出来るのか。
私自身にもこれは一生の宿題です。いつも考え続けています。ご一緒に仲間になって考えましょう。人間にとって何が一番大事なものなのか?何を求めて生きていくのか?
それを私と一緒に考えましょう。それが今後の励みに成り、大いなる喜びになります。

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