譜面の読み方

初めて練習する楽譜を先生から渡されたとき、あなたはどうしますか?
どこを見ますか?
考えてみてください。
まずタイトルを見ましょう。何と書いてありますか?
例えば、アレグロと書いてあったらどうしますか?

それはイタリア語で早いと言う意味です。その曲は最終的には、あなたが早いと思ったスピードで弾くべきです。メトロノームにあるアレグロのスピードを信じてはいけません。あなたにとっての早いという意味です。スピード感は個人個人によって違います。年齢によっても異なります。脈拍や血圧などにも関係してきます。あくまでもあなたにとっての早いという意味です。
もちろん最初の練習では、ともかくゆっくり、一音も間違えずに最後まで弾けるテンポに落として練習を開始します。子供の頃に点を結んでいろいろな図形を描いたことがありますか?
間違えずに、ゆっくり、 点と点をを結んで星のマークを描いている事を想像しましょう。それと同じように、極めてゆっくりのテンポで練習開始してください。
次に見るべきは、その曲が何拍子で書かれているかです。
それによってその曲のリズムがわかります。
その時は、誰が作ったかを見ましょう。例えば、その曲がF.ソルの作曲だとしたら、インターネットで検索して、どこの生まれでどういう生活を送ったか、どの時代の人なのか、その当時どんなことが流行っていたのかなどを調べてみましょう。お金や時間に余裕のある方は、F.ソルの生まれた故郷を訪ねてみましょう。その曲を演奏する上で重要なことがわかると思います。

まずはそこまでが、練習を開始する前の準備です。すぐに弾き始めるのではなく、前調べをしてから練習開始しましょう。
この時代、YouTubeなどを見れば、自分が練習する曲を動画で見ることができてしまいます。
でも、それは最初にやるべきことではありません。
まずは譜面を最後まできちんと読めるかどうかです。
CDやYouTubeなどでその曲を聴くのは、ある程度曲が完成してからにしましょう。
自分がどのくらい譜面が読めてその曲について分かっているか、それが大事です。
ある程度練習が進んで、先生の前でも大きなミスなく弾けるようになったら、その時点でいろいろな人の演奏を聴きましょう。必ず1人ではなく、何種類も聞くべきです。
そして自分に1番合った演奏スタイルを組み立てましょう。
いろいろな演奏のいいとこ取りをしましょう。
最終的にはあなたの演奏するF.ソルのアレグロになるはずです。
人にはそれぞれ個性があります。演奏内容もその人に個性によって変わってきます。それでもちろんオッケーです。誰かの物真似になっては決していけません。
先生の演奏も信用してはいけません。あなたの演奏スタイルを見つけてください。
山田さんだったら山田さんのアレグロです。他の人には決して真似のできない、日本人の山田さんのアレグロです。元の曲とは少々異なっていてもそれで構いません。

カテゴリー: ギタリスト, ギター教室, クラシックギター, ハウツー, レッスン, 塩田勝規, 技術, 演奏, 講師, 長府ギタースクール タグ: , , , , , パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください